赤ちゃんの死を伝えられた…

赤ちゃんの死を告げられたとき ~あなたにお伝えしたいこと

妊娠がわかったその日から、生まれてくる赤ちゃんと会える日を楽しみに過ごしていたお母さん・お父さん方。
そんな、喜びと期待で胸いっぱいの日々の中、突然に赤ちゃんの死を告げられ、ただ、衝撃が大きすぎて、頭の中が真っ白になり、詳しく説明をされても、落ち着いて話を聴くこともできず、どうしたらよいのか途方に暮れていることと思います。この上なく辛い状況であることを理解しています。
しかし、これから短い期間の中で、お母さんとお父さんにはたくさんの大切な選択をしていただく必要があります。

赤ちゃんをどうやって出産するのか。どんな風に赤ちゃんとお別れをしたいか。
そんな考えたこともなかったことについて、何の情報も与えられずに選択だけを迫られても、何をどう選んだらいいのかわからず、困り果ててしまいます。
それだけではなく、のちに後悔が残る選択になってしまうかもしれません。
どんなことができるのか、また、他の赤ちゃんとお別れをしたご家族が、どんな選択しているのか、など、お母さんとお父さんが今、一番知りたい情報を時系列にお示しします。

気持ちに余裕がない時、たくさんの文字を読むだけでもしんどくなることとお察しします。
本情報サイトは、その時期に合わせて必要な情報だけを選んで読めるようにまとめています。
お気持ちに合わせて読み進めていってほしいと願っています。

該当する箇所をご覧ください。

妊娠12週未満の場合

赤ちゃんのお父さんへ

出産するまで

医療者より「今から出産のため入院です」と告げられたかもしれませんが、流産・死産の場合、お産の流れを学ぶ出産準備教室を受ける前であり、初産であればなおさら、突然、出産と言われ、不安でいっぱいになっていることと思います。
まずは一般的にどのような出産方法を取ることになるのか知っておきましょう。

赤ちゃんを産む

通常の出産と同じように、赤ちゃんを産みます。子宮口から赤ちゃんを生み出す方法と、お腹(子宮)を切開し、手術で赤ちゃんを産む2つの方法があります。それぞれ、概要は以下の通りです。

経腟分娩

子宮口から赤ちゃんや胎盤を娩出する分娩様式を、経腟分娩とよびます。一般的には「下から赤ちゃんを産んであげること」。経腟分娩の中にも、ほんの少し、医療的なお手伝いをする「誘発分娩」と「自然分娩」があります。最終的には、どちらもお母さんと赤ちゃんの力で出産することになります。

1. 誘発分娩
赤ちゃんを産むためには、①子宮口から出るだけの広がり、②子宮の中から赤ちゃんを押し出す力、の2点が必要になります。お産がどんな風に進むかは、妊娠週数だけではなく個人差があります。必要に応じて、お産が進むように以下のような医療的なお手伝いをさせていただきます。

子宮頸管拡張処置
流産処置で書いた内容と同じく、ラミナリア、ダイラパン、もしくはバルーンなどを挿入し、子宮口が柔らかく拡げて赤ちゃんを生み出しやすいような準備のお手伝いをします(①の準備を整えるための医療処置)。

陣痛促進剤の投与
赤ちゃんを産むためには、子宮が収縮する力(陣痛)が必要不可欠です。①の処置による刺激によって、陣痛が誘発されることもありますが、自然に陣痛が起らない場合は、座薬や点滴のお薬を使って、人工的に陣痛を起こして出産できるようお手伝いします(②の後押しをするための医療処置)。

※①、②の処置を経て、子宮口と陣痛が整ったところで、お母さんと赤ちゃんの力で出産をむかえます。

2.自然分娩
10分以内の間隔で規則的な子宮収縮がみられれば、自然に陣痛が生じている状況だと考えられます。その場合は、誘発分娩で記載した1)、2)の処置を行わず、お母さんと赤ちゃんの力で出産をむかえます。

分娩の経過

どのような経過をたどる場合でも、お産を無事に終えるまでには時間とエネルギーを要する、生涯忘れる事のできない体験になります。赤ちゃんを産んでお母さん・お父さんと対面するときまで、長丁場になることも多いですが、お母さん・お父さん、そして赤ちゃんと一緒にがんばっていけるように、医療者は全力でサポートします。
一般的には、以下のような転機をめぐり、出産を終えることになります。

 【出産の流れ・転機】

陣痛開始 10分以内の間隔の規則的な子宮収縮が始まること
(お産の開始と判断されるタイミング)
卵膜破綻(破水) 赤ちゃんを覆っている膜が破れ(破膜)、中にある羊水が子宮外へ流れ出てくること
赤ちゃんの誕生 赤ちゃんとお母さんの共同作業で生じる陣痛によって、子宮の外へ赤ちゃんが出てくること。必要に応じて、お母さんに呼吸を整え、いきんでもらい最後の力を振り絞っていただきます。医療者が適宜、声かけしますのでご安心下さい。
胎盤の排出 次いで、お母さんと赤ちゃんをつなぐ胎盤・へその緒が排出されます。
2時間の全身観察(出血注意) 胎盤娩出後、2時間は産後出血が多くみられるリスクが高い状況になります。大量出血によって母体が危険にさらされることがないよう、全身状態を慎重に管理していきます。この時間を終えたところで、ようやく「分娩終了」となります。
※お母さんの体調が安定していれば、この時間も赤ちゃんと一緒に過ごすことができます。

医療的なお手伝いの要否に関係なく、多くの場合、お産は長丁場になります。赤ちゃんが成長していればいるほど、出産に至るまでに数時間~数日単位の陣痛に耐えて赤ちゃんを産むことになります。事前にパートナーと十分に話し合い、どのようなお産をしたいか、「バースプラン」を計画しましょう。 ※『バースプランについて』参照。

※分娩中にお母さんの体調に異変が生じた場合、途中で緊急帝王切開術へ切り替える場合があります。適宜、医療者から説明がありますので、わからないことがあれば、医療者へ確認/相談しましょう。

バースプランについて

「バースプラン」とは、お母さんとお父さんが望む出産の在り方を、言語化した計画書になります。

あなたはこれから大切な赤ちゃんを産むのです。一生忘れることのないかけがえのない時間をどのように過ごしたいか。赤ちゃんがお腹の中で亡くなっていても、生きている赤ちゃんと同じく、お母さんとお父さんが希望する形で迎え入れてあげられたらと願っています。

どうかお母さん・お父さんがどんなお産にしたいか、具体的な希望を医療者と共有していただけませんか。それを教えてもらうことで、医療者はお母さん・お父さんが望む出産に近づけられるよう、全力でサポートします。

まず、どんなバースプランが一般的にあげられるのかを参考にして、ご自身が望むプランを考えてみることをお勧めします。

大切なことは、願いをすべて叶えることではなく、お母さん・お父さんと医療者が1つのチームとなり、同じ思いで赤ちゃんを迎え入れる準備をすることです。もしも実現不可能な計画が含まれていたとしても、出来る限り理想に近づけるようにお母さん・お父さんとともに医療者が代替案を考えていくことができます。
お母さん・お父さんの希望をひとつでもかなえられるよう、医療スタッフも全力でサポートさせていただきたいと思っていますので、どうか思いを共有していただけますようお願いします。
※出産方法や分娩施設の規定に従い、叶わない計画も出てくるかもしれません。できる/できないに捉われず、バースプランとして希望を書き出し、言語化することによって、代替案を検討したり、何を優先すべきかをともに考えることが可能となります。

【参考:バースプラン一例】

陣痛が辛い時に希望すること
  • 夫にそばに付き添ってもらいたい、妊娠中から一緒に聞いていた音楽を流す、好きな香り(アロマオイルなど)をたく、 腰をさすってほしい、できるだけ助産師さんにそばにいてほしい
  • 部屋を薄暗くして静かに過ごしたい、寂しくならないようたくさん話しかけて欲しい
  • その他、陣痛中の過ごし方(どんな風に過ごしたいか)
常にお願いしたいこと
  • 状況がわからず不安になるので詳しく説明をしてほしい(次に起こることなど)
  • 弱音を吐いてしまうと思うけれど気持ちを受止めてほしい
  • 元気な赤ちゃんとお母さんと同じように扱ってほしい
  • たくさん声かけをしてほしい
赤ちゃんが生まれた後にしたいこと
  • 赤ちゃんに会ってみたい(不安もあるけれど)、抱っこしてあげたい
  • 家族写真を撮る、手形・足形を自分でとって残したい、おっぱいをあげたい
  • お風呂にいれてあげたい、子守歌をうたってあげたい、絵本を読み聞かせてあげたい
  • 家族みんなで一晩一緒に過ごしたい、手作りの産着を着せてあげたい
  • ベッドの周りを明るく飾りつけしてあげたい、手紙を書いてあげたい
  • その他、赤ちゃんのためにしてあげたいこと
その他
  • 事前に相談しておきたいこと(きょうだい児も赤ちゃんに会えるかどうか、etc.)
  • できるだけ、避けたいこと/してほしくないこと など

お母さんとお父さんがどんなお産にしたいのか、赤ちゃんとどんな時間を過ごしたいか、を事前に考えることがとても大切な作業になります。どんなささいなことでも構いません。
お母さん・お父さんが一緒に「家族でどのように過ごしたいか」を話合う機会にすると、お互いが何を望んでいるのかを知る機会にもなり、全員が同じ思いでお産に向き合っていけるでしょう。

医療施設に所定のバースプラン記載用紙がある場合、記入するよう手渡しされることもあるでしょう。医療者からバースプランの提示を求められなかった場合、以下を参考にバースプランを紙に書き出して、担当者と思いを共有しましょう。
きっと無理だろうと決めつけず、思いついたことがあれば、実現可能かどうかを医療者にまずは相談してみましょう。

バースプランの記入項目例

私たちが望む出産について、情報共有させていただきます。
できるだけ希望する出産に近づけるように、出産に挑みたいと思っています。
ご支援のほど宜しくお願いします。

【出産するまでにしたいこと】


【生まれてからしたいこと】


【時期に関係なく希望すること】
*してほしいこと

*してほしくないこと


【事前に相談しておきたいこと】

【その他】

意思提示カード

あなたが赤ちゃんを出産する方法は、入院後、医療者から説明を受けることになります。
また大切な赤ちゃんをむかえるにあたり、お母さんとお父さんが一生懸命考え、悔いが残らないように出産に挑んで欲しいと強く願っています。

赤ちゃんの死を告げられたお母さんとお父さんが、今、できることを精一杯してあげられたことは、後に、母親・父親としての自信につながり、大きな力になります。
1つでも多くの希望がかなえられるように、お祈り申し上げます。

医療者はあなたの状況にあった出産方法を事前に十分かつ分かりやすく説明する責務があります。
もしも医療者から受けた説明に対して、わからないことがあれば、あなたには何度でも質問/相談/確認をする権利があります。
その時は、遠慮して質問/確認することができなかったことが、のちに後悔につながることがあります。
どうか、ご不明点やご不安な点は必ず解決して、出産に挑んでください。
普段とはことなる精神状態ですので、ご自身で相談/質問するのは難しいことも多くあります。
そんな時には、以下の意思提示カードを医療者に見せて気持ちを伝えましょう。

意思提示カード①

【医療者のみなさまへ】
ご本人は告知後、気持ちの整理がつかず、悲嘆反応により1度の説明では理解が難しい状況です。
出産方法について、もう一度、詳しく説明する時間を作って差し上げて下さい。
この上ない悲しい経験をしている状況、どうか安心して出産がむかえられるように、ご配慮・ご支援をお願い致します。

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト

出産してからのこと

産科医療施設には、元気に生まれた新生児と褥婦、これから出産する妊婦など、様々な状況の患者が入院しています。

赤ちゃんとお別れをしたお母さん・お父さんへ配慮し、できるだけ辛い気持ちになることがないように、赤ちゃんや妊婦を目にすることのない入院環境を整えようと工夫してくれていると思います。

とはいえ、同じ病棟での入院生活には、配慮するにも限界があるため、産後の母親の体調が整い次第、できるだけ早く自宅へ退院できるように入院期間が計画されています。

入院について

分娩様式による入院期間の違い

経腟分娩も帝王切開術、どちらの出産も母体への負担が生じます。
両者を比較すると、帝王切開術によるからだへの負担は、経腟分娩より大きく、身体回復に時間を要します。
そのため入院期間も出産方法によって異なることも知っておきましょう。

【入院期間の目安】
入院施設の方針によって多少異なりますが、分娩様式による入院期間は一般的に以下の通りです。 

分娩様式 入院期間の目安
経腟分娩 数日程度  ※産褥経過次第で早期退院
帝王切開分娩 1週間程度 ※術後の全身管理を要する

出産後~入院中の過ごし方

上記の入院期間の通り、とても短い入院期間になります。この期間に大切にしてほしいことは以下の2点です。

1)赤ちゃんと過ごせる主な時間は医療施設入院期間です。バースプランに引き続き、「生まれた後、してあげたいこと」を1つでも多く実行に移し、家族にとってかけがえのない時間を過ごしましょう。

2)退院後、赤ちゃんの葬儀や火葬をどのように執り行うか、意思決定をする必要があります。必要な情報収集と手続きを取り、希望に沿った形でお別れができるよう準備しましょう。

赤ちゃんとの対面

バースプランとして、赤ちゃんと会うことをあげようと考える人もいるかもしれませんが、
一方で、お腹の中で亡くなった赤ちゃんと対面することへの恐怖心が拭い去れない人も多いと思います。
なぜなら、妊娠週数が浅ければ浅いほど、赤ちゃんはどんな容姿をしているのか、想像がつかないためです。
その他にも、赤ちゃんに会うことで、忘れられなくなり、いつまでも悲しみを引きずってしまうのではないか?
と家族に心配され、対面することを躊躇する方もいらっしゃいます。

様々な理由で、生まれた後、赤ちゃんと対面する/しないの選択に迷うことがあると思います。
周りに言われて判断するのではなく、お母さんご自身がどうしたいのか?
ご自身のお気持ちにゆだねて、悔いの残らない選択をしてほしいと願っています。

対面する場合

不安が残る場合、素直な気持ちをありのまま医療者に伝えておきましょう。
お母さん・お父さんが赤ちゃんに会う時、対面しやすいような環境を整えるお手伝いをしてくれるでしょう。

例)生まれてすぐに会うことができない方へは、
お身体をきれいにしてかわいい産着を着せてから面会するなど、面会の場を整えるお手伝いをします

対面しない場合

2000年以前の医療現場では、赤ちゃんと対面をすることで、赤ちゃんのことを忘れられなくなるため、お母さんには絶対に赤ちゃんと対面をさせないようにすることが適切なケア方針であるとされた時代もあったそうです。
その当時では、亡くなって生まれた赤ちゃんと「会えないこと」が当たり前となっていましたが、赤ちゃんを産んだお母さんたちは、内心、一度も面会することなく火葬してしまったことを
悔やんでいたり、誰にも言えないそんな気持ちを心にしまいながら生きていらっしゃいます。

赤ちゃんのおじいちゃんやおばあちゃんたちは、もしかすると、昔と同じような価値観をお持ちで、お母さん・お父さんのために、悪気なく「会わない方がよい」とアドバイスされるかもしれません。

よかれと思って掛けてくれるアドバイスは一度しっかり受止めて、その上で、お母さん・お父さんがどうしたいのかを考えましょう。
会わずにお別れをしてしまうと、この先、二度と会えなくなってしまいますので、後悔することだけは絶対にないよう、会わない選択はご自身の意思であることを、最後の最後に確認しましょう。

1つの正解があるわけではありません。
あなたの意思で「会わない」と最終決定できたのなら、それが最善の答えなのだと信じています。

 

気持ちが揺れる時

医療者に対面するかいなかをたずねられ、一度は「会わない」選択を伝えたとしても、気持ちが揺れる時もあります。
気持ちの変化があれば、いつでもその選択を撤回し、対面することができます。

ご自身の気持ちを大切にしながら、後悔が残らない選択であるかを、今一度、心の声に耳を傾けて確認をしてください。

他の人の事例

会わないという選択肢はなかった。会って、親としてできることを1つでも多くしてあげようと思った。

( Aさん )

写真はとったけど、もっとたくさんとっておけばよかった。医療者から声かけしてもらえたら、行動にうつしやすかったし、きっと、もっとたくさんの家族写真が納められたとおもう。

( Bさん )

コロナの時期だったが、特例で家族が入れるように配慮してくれた。家族みんなで赤ちゃんに会うことができた

( Cさん )

会いますかと聞かれたけれど、どうすればいいのか、みんなはどうしているのかも教えてほしかった。連れて来てくれただけだと、どう赤ちゃんと接して良いのかわからないので、一緒に抱き方を教えてほしかった。

( Dさん )

赤ちゃんとの思い出

赤ちゃんと過ごす時間について
赤ちゃんの死を告知されてから退院するまで、常に大切にしてほしいことについてお伝えします。
「限られた貴重な時間を、赤ちゃんとどのように過ごすのか」を一番大切に考えてほしいと思っています。
すべての思い出は家族にとってかけがえのない宝物になります。
1つでも多くの思い出を残すことができるように大切な時間をすごせるよう準備しましょう。

家族の思い出を残す

時期別に取り入れられる思い出作りの方法の参考例をお示しします。あなたはどんな思い出が残したいか、じっくりと考えて、悔いが残らないように取り組みましょう。

出産前にできること
  • (待機的管理法の場合)赤ちゃんと一緒に近場へお出かけする(家族旅行)、家族の記念写真を撮る
  • バースプランを考える、赤ちゃんの産着を用意する(購入もしくは手作り)、赤ちゃんの棺を用意する(購入もしくは手作りでもよい)
  • 副葬品を用意する(子どもが旅立つ際、寂しい思いをしないようにお空へ持っていけるものを贈る)
  • 夫婦でこれからのことをたくさん話し合う
  • バースプランを医療者に申し出る
出出産後にできること
※バースプラン参考
  • 写真や動画を撮って思い出を残す(赤ちゃんの写真、家族みんなで記念撮影)
  • 家族みんなで沐浴をする
  • ベッドに横になり家族メンバー全員で、川の字で一晩過ごす
  • 名前を呼ぶ
  • 子守歌を歌う
  • 抱っこしてたくさん話しかける
  • 母乳を与える
  • 赤ちゃんのベッドの中を飾り付ける(お花、オリガミ、絵本、おもちゃ、お手紙など)
  • 火葬前に一度、自宅に連れてかえる(自宅で誕生日会をする、家族だけの時間を過ごす)
  • 赤ちゃんの生きた証を残す
    (へその緒、髪の毛、爪、手形・足形、出生した際に母児に装着されたおそろいのネームバンド、母子手帳に赤ちゃんが生まれた体重と身長を記入してもらう、妊娠中のすべてのエコー写真を印刷してもらう)
入院中に準備したいこと
  • 火葬にむけたお別れの準備

 

思い出を一切残さないこをと選択する場合

今後、赤ちゃんのことを忘れられなくなることの方が辛いと考え、赤ちゃんとの思い出は一切残さないという選択もあると思います。

ただ、後から残しておけばよかったと思った時、二度と取り返せないかけがえのない時間になることから、どうか後悔のないように、選択をしてほしいと思っています。

思い出を残さないことを選択しようとしている場合、第三者の意見によってではなく、紛れもない自分自身が選択していることなのかどうか、今一度、こころの声に耳を傾けて確認してほしいと思っています。

今は思い出を残しても、目にするのが辛いと思っている方も、いつか残しておけばよかったと後悔することがないよう、家族にそっと保管しておいてもらうこともお勧めします。
いつか、こどもが生きた証を確認したいと思う日がきたときまで、大切に引き出しの奥にしまっておいてもらうことも大切な選択肢の1つです。

当事者の声

病院で「どうしたいですか?」ってアバウトに聞かれても。1人目の子がいたら、わかるかもしれないけど。わからない。
だから、具体的にどんなことができるのか?を示してほしい。選ばせてほしい。

( Aさん )

本当にこどもがうまれたのと同じような感じで、家族が接してくれた。むかえいれてくれたので、傷ついた経験はなかった。

( Bさん )

ニューボーンフォトを予約していた。キャンセルの連絡をしたら、、家族写真を撮ってくれると言って、家にきてくれた。偶然だけど、家族みんなの大切な思い出の写真を残せた。もしも同じように、偶然、ニューボーンフォトを予約していて、キャンセルしなければならない時には、家族写真をとってもらえないかお願いしてみるとよいと思った。

( Cさん )

短い時間、病院で丁寧に対応してくれていたら、よかったことにもなるし。そうじゃなかったらもっとしんどくなることを痛感させられた。だからこそ、この短い時間は丁寧に関わってほしい。そういう経験をした方が、すぐに底を抜け出せなかったら…最初のところをしくじると、なかなかひっぱるとおもう。抜け出せないと思う。だから、最初が肝心。医療施設での温かな対応が大切。いい感じでお節介をしてくれたので、、、、功を奏した。それを受入れる側のタイミングも相性もあるが、それがよかったケース。それがなかったら、きっと違っていた。

( Dさん )

赤ちゃんとのお別れ

赤ちゃんを出産したばかりなのに、すぐにお別れをしなければならないということは、あまりにも過酷な状況で、何も考えられないお母さん・お父さんもいらっしゃるかもしれません。
けれど、後からこうすればよかったなどと、後悔や心残りがあると悲しみに向き合う時、常にその想いが呼び起こされます。

そのため、できるかぎり、お母さんとお父さんがのぞむ形での葬儀・火葬を子どものため、そしてご自分たちのために執り行えるように、全力で取り組んでほしいと願っています。

お母さん・お父さんが1人で抱え込む必要はありません。意思決定に必要な情報を入手し、自分たちなりの考えをまとめた上で、他者にも遠慮なく相談しながら計画を練っていてほしいと思っています。

葬儀について

葬儀は、突然の死を告げられて受け止められない状況の中、現実を受止めるための時間や機会を提供してくれる大切な意味がある儀式です。
単なる儀式としての葬儀ではなく、大切なわが子と「きちんとお別れをする」ことが重要です。

葬儀や供養の方法は、各個人にゆだねられており、信仰や各地域での習慣に従って、お別れができるように準備してほしいと思っています。
信仰も見習うべき習慣もなく、どうしたらいいのかわからない方は、他の方がどのような選択をしたのか?を参考に、ご夫婦で話し合い、自由にお別れの方法を選択すればよいでしょう。

どんな葬儀があるのか、まずは知っておきましょう。

葬儀会社を選択し、葬儀の方法を検討する

赤ちゃんを出産した病院より、「葬儀会社の紹介」を受けることが多いかもしれませんが、必ずしも紹介された葬儀会社を利用しなければならないわけではありません。ご自身で葬儀会社を探すことも可能です。(ただ時間が限られていることから、探すのが大変なことが多い)

ご家族で納得のいくお別れができるように準備しましょう。

【葬儀までの流れ】

【葬儀の方法】
葬儀は必ず正式な形で執り行わなければならないものではありません。正式にこだわらず、自由に選択することが可能です。

例えば…

  • ご夫婦のみで、お子さまとのお別れの時間をじっくりと過ごす
  • 両家の両親や兄弟だけに声をかけ、⽕葬する前に食事会を設けて子どもの誕生と共に別れを惜しむ時間を過ごす
  • 葬儀会社のプランに従って、親族や友人を招待し、みんなでお別れの会を設ける

など、その規模や方法も様々です。

大切なことは…みんなんで「大切な⾚ちゃんを思う時間を持つ(別れをしっかりと悲しむこと)こと」です。
どのような葬儀を執り行うか、お母さんとお父さんのそれぞれの思いを共有し、話し合って選択しましょう。

<注意点>
お母さんは産科医療施設に入院中のため、①②など事務的な手続きの多くをお父さん(もしくはご家族)に行ってもらうことになります。ご夫婦にとっても、葬儀を執り行うこと自体が初めての経験であることも多く、何をどのように進めていけばよいのかわからないまま、葬儀会社の提案の通りにことが次々と進んでいってしまうこともあるでしょう。
どうかお父さんが1人で抱え込まずに、そして焦って即決することなく、考える時間を持ちましょう。
特に、葬儀会社から提案される「葬儀の日程」や「赤ちゃんの引き取り予定」については、入院スケジュールとの兼ね合いもあるため、必ず、お母さん・ご家族、担当助産師/医師に相談して決めることをおすすめします。

  • きちんとお別れをすることが大切なので、できるだけお母さんも一緒に参列できるような方法を検討する
  • 入院中だから葬儀へ参列できないと決めつけない。お母さんの希望を確認し、参列希望の場合は退院後もしくは入院中に外出許可が取れるように調整する
  • 産後の回復が思うように進まず、お母さんが葬儀に参加できない場合は、斎場に向かう前にお母さんが赤ちゃんとお別れする機会を必ず設ける(火葬するまえに最後の対面を済ませる、お花やお手紙を添えたり、お別れの言葉をかけられる時間を持つ、斎場に向かう赤ちゃんのお見送りをする)
  • 参列できない場合も、会場でのスケジュールをお母さんに伝えておく(今ごろ●●しているなと、離れていてもお子さまへの想いを馳せることができるように)

わからないことがあれば、曖昧なままにせず、葬儀会社や医療スタッフに適宜ご相談下さい。

他の人の事例

家族だけで火葬する前に、お別れ会をした

( Aさん )

形式ばった葬儀はしていない。ただ、こどもへお別れを告げてもらいたい人には声をかけてきてもらった。友達も来てくれてうれしかった。

( Bさん )

赤ちゃんを寂しくないように、見送ってげたいので、家族みんなでお別れをするための時間を過ごした。

( Cさん )

火葬について

妊娠12 週以降の赤ちゃんとお別れをした場合、法律上、⽕葬が必要になります。
ご家族で納得のいくお別れができるように準備しましょう。

死産届の提出から火葬までの流れ

火葬方法選択のタイムリミット、お別れに関する事務手続き等、具体的にお示しします。

死産届/死亡届
死産届/死亡届とは、戸籍法に基づき、その人が亡くなると役所に提出することが義務付けられている書類のこと。

死産届の提出
妊娠12週以降の死児の出産は戸籍法上の“死産”に該当するため、出産した日から7日以内に届け出が必要です。届出人は原則として父親ですが、やむを得ない場合は母親が行います。
届出場所は、届出人の所在地または死産があった場所の役所です。

必要書類の準備
医師が作成した「死産証書」または「死胎検案書」が必要です。
これらの書類は死産届と一体になっており、左半分が死産届、右半分が証書または検案書です。
※その他、届出人の印鑑(シャチハタ以外)、身分証明書を持参してください。

火葬許可証の取得
死産届の提出時に火葬許可証が発行されます。
火葬許可証には火葬場の名称を記載する必要があるため、事前に火葬場を予約しておくことが重要です。
※死産届の提出期限までに⽕葬の⼿配が整わない場合は、事前に提出する自治体へ問い合わせをしましょう。

火葬の実施
法律により、死亡後24時間を経過してからでなければ火葬を行うことはできません。
火葬当日、火葬場に火葬許可証を提出します。

埋葬許可証の受け取り
火葬後、火葬許可証に火葬の証明が記入され、これが埋葬許可証となります。
この埋葬許可証は納骨時に必要となるため、大切に保管しておく必要があります。
なお、これらの手続きは葬儀社に代行を依頼することも可能です。

死産という辛い経験の中で、手続きの負担を軽減するためにも、専門家のサポートを受けることを検討するとよいでしょう。

注意点

病院から紹介された業者に依頼する場合の注意点

時間的余裕がないことを理解されている業者は、あれこれ一方的に提案されるまま、ことが進んでいってしまうこともあるでしょう。特に注意してほしいことは、以下の2点です。

  • 病院から斎場へ直行するのか、自宅に一旦帰るのか
    病院から斎場へ直接向かい、火葬する方法が提案されることがほとんどですが、火葬する前に、1度でいいから赤ちゃんを自宅に連れて帰りたいと思う方もいらっしゃると思います。医療施設を退院し、自宅へ赤ちゃんと一緒に帰り、1日中、家族だけの時間を過ごしてから(自宅ですごしたり、連れて行ってあげたいと思っていた場所を家族でたずねたりして、思い出作りをする、など)、火葬の予定を組むことも可能です。
    知らなかったため選べなかったと話されるかも多いため、選択肢の1つとしてご検討ください。
    その際は、火葬・埋葬許可書の携帯が必要になることだけ注意しておきましょう。
    (当事者の先輩方の中には、一度、お家へ帰ってきたら、お別れが出来なくなってしまいそうなので、あえて病院から斎場へ直行する方法を選択した方もいます。どちらがよいのか、ご夫婦で決めることが何より最良の選択につながると信じています)。
  • 遺骨が残せるよう努力してもらえるのかどうか(火葬業者選びが重要)
    紹介された火葬業者では、小さな赤ちゃんのご遺体の火葬について、お骨の取扱いについて詳しく確認してほしいと思っています。お骨が残りやすいように、配慮していただけるのか。それとも初めから「お骨は残りません」と宣言されているのかによっても、取扱いに大きな違いがある可能性があるためです。お子さまが生きた証として、遺骨が残ることを誰もが望んでいると思います。どうやっても残らない場合もあるかもしれませんが、何も努力しないで残せないのと、努力して結果残せなかったことはその過程が大きく異なります。だから、何とかご両親の希望に添えるように向き合ってくれる業者と出会いがつながることを強く願っています。

その他の注意点

  • まだ小さな赤ちゃんだからといって、親が勝手に⽕葬や土葬をおこなうことは法律上、認められていません。必ず国に認可された⽕葬場を予約して、火葬をおこなってください。
  • ⼩さな赤ちゃんのお骨をすべて残すことは難しいと言われていますが、火葬の時間帯や⽕⼒の調整によって遺⾻を残せるように工夫してくれる火葬場もあるようです。事前に火葬場に相談をすることをお勧めします。お⾻を残すことができなかったとしても、ご遺灰を残してもらえるように相談してみましょう。大切なお子さまとの重要なお別れをお願いする業者選びは慎重に、大切に取り扱ってもらえる方へお願いしてほしいと願っています。

相談や調整すべきことが多すぎて、ただでさえ悲しみの最中で気持ちがしんどくなり、諦めそうになることもあるかもしれません。そのような状況を想定して、火葬をご依頼するにあたり、できるかぎりお骨が残るように配慮いただけるよう、ご依頼文を掲載しておきます。みなさまが口頭で説明することが難しい場合は、以下をご提示ください。

「小さな赤ちゃんのお骨は残せません」と断言される業者様は、不可能とは言い切れない中で、残そうとする努力をしていただけない可能性が高いです。大変なエネルギーを要することと思いますが、絶対に後悔がのこらないように、他の火葬場を当たってみることをお勧めします。

火葬場の関係者のみなさまへお願い

小さな赤ちゃんを亡くしたお母さん・お父さんたちにとって、お骨が残されるかどうかは、大きな問題なのです。
赤ちゃんの存在を知る他者が少ない中で、お子さまが生きて存在していたことに確信を持てる証となり、生きる希望につながる力を持っています。
 火葬状況によっては、小さな赤ちゃんのお骨が残りにくいことはよくわかっていますが、何とか少しでもお骨が残せるようご配慮をお願いしたいと思っています。残らない可能性に関する説明に加えて、残せるように努力下さることも、お母さん・お父さん方へご説明いただけると、ご両親が安心してみなさまへ大切な赤ちゃんをお預けできると信じています。

もし同業者の中でも、赤ちゃんの火葬に熟知している方がいらっしゃいましたら、ご両親へ紹介いただけますようお願い致します。難しい要望であることを承知の上で、どうかお子さまと死別したご両親の心情を慮り、ご対応いただけますよう、深くお願い申し上げます。

周産期グリーフケアはちどりプロジェクト

他の人の事例

こどもを自宅に一度、連れて帰りたいと言い出せなかったことをいまでも後悔している。

( Aさん )

家に連れて帰ることもできると提案してもらったけれど、一度、お家に連れてかえったら二度と離ればなれになりたくないと思って、
お別れできなくなってしまいそうなので自分は病院からの直接、火葬場に向かう方法を選んだ。

( Bさん )

すぐにお別れするのではなく、数日間、一緒に過ごすことはできればしてほしいと思った。4日間でやれることは全部やったと自信を持って言えるので、こういうことをしたよって言うことは伝えたいと思う。するかしないかはその人が選べばいいし。本当にやったこと、実感としてだけでなく事実、してあげたことが証拠としてのこっていることも、できることはすべてやったと思えるゆるがない事実として残る。

( Cさん )

家に連れて帰れることを教えてもらえず、知らずに直火葬したことを後悔している

( Dさん )

退院までに知っておいてほしいこと

必要な手続き

死産届/死亡届の提出方法
妊娠12週以降の赤ちゃんとのお別れについては、戸籍法に基づいて、死産証書(死産届)を死産した日から7日以内に届け出る必要があります。
届け出をする人: 基本的には、赤ちゃんのお父さんもしくはお母さん ※法律上は、父・母または同居人、医師・助産師、その他立ち合い人

死産届と死亡届の違い
「死産届」:胎児がすでに亡くなった状態で⽣まれたときに必要な書類
「死亡届」:たとえ1分でも、⽣まれた後に赤ちゃんが亡くなった場合に必要な届け出
注意)⾚ちゃんが⽣まれてから亡くなった場合は、「出⽣届」の提出も必要となります。

産後休暇の取得手続き
死産後の産休取得については、以下のような規定があります:

産後休業の適用
妊娠4か月(85日)以降の死産の場合、通常の出産と同様に産後休業が適用されます。
死産した日を出産日とみなし、その翌日から8週間(56日間)の産後休業を取得できます。
会社は法律に基づき、この期間中の休暇を与える義務があります。


手続き

申請書の提出 「産前産後休業届」などの書類を会社に提出します。
社会保険料の免除 会社は「産前産後休業取得者申出書」を提出することで、産休期間中の社会保険料が免除されます。
出産手当金 健康保険に加入している場合、一定の条件下で出産手当金が支給されます。
支給期間 出産日前42日から出産後56日までの休業期間
支給額 1日につき標準報酬日額の3分の2相当
出産育児一時金 妊娠85日以降の死産でも、出産育児一時金の支給対象となります。

注意事項
死産後の産休取得について、会社側が対応に不慣れな場合があります。
必要に応じて、自ら情報を収集し、勤務先に相談することが重要です。
申請の時効は2年間あるため、後日申請することも可能です。

もしあなたの事業主に説明をしても、死産後の産後休暇について理解してもらえない場合は、以下の意思表示カードをお見せください。死産後の産休取得は法律で保障されている権利です。また事業主はこの期間に褥婦を就業させてはいけない決まりになっています。
心身ともに大きな負担を負っている現状、必要な手続きと与えられた当たり前の休暇を取得して、セルフケアを最優先にしてからだとこころを労わってあげてほしいと願っています。

医療費や助成制度

死産後の医療費助成や制度について、説明します。
医療費助成の対象期間:
死産された場合、死産された月の翌月の末日まで医療費助成の対象となります。
助成対象:
すべての受診科の保険診療分の医療費が対象となります。
これには調剤薬局の薬の費用や歯科も含まれます。

出産育児一時金について
社会保険上の⼿続きとして、出産育児一時金があります。死産の場合も妊娠週数12 週1 ⽇(85 ⽇)以上の場合は、出産育児⼀時⾦の対象となります。赤ちゃんは亡くなってしまったけれど、お母さんは紛れもなく出産を経験したわけで、一時金を受け取る権利がありますので、忘れずに手続きを行いましょう。

出産育児一時金:
妊娠4ヵ月(85日)以上を経過した後の死産の場合、出産育児一時金が支給されます。
支給額:
産科医療補償制度に加入している医療機関での出産(在胎週数第22週以降):500,000円
産科医療補償制度未加入の医療機関での出産や在胎週数第22週未満:488,000円
申請方法と期間:
医療費助成の申請は、診療月の翌月から12ヵ月以内に行う必要があります。
申請期間を過ぎると助成を受けることができなくなります。
注意事項:
死産後、助成対象期間が終了した後に受給者証を使用した場合、医療費の返納が生じる可能性があるため、使用しないよう注意が必要です。これらの制度は自治体によって詳細が異なる場合があるため、居住地の自治体に確認することをお勧めします。

参考サイト

周囲への伝え方、関わり方の工夫

突然のお別れによって、お母さん・お父さんも辛い状況の中にあるけれど、妊娠したことを知っっている方たちへ、何と伝えたらよいのか迷われている方も多いのではないでしょうか。他の方はどんな風に伝えているのか、気になりますよね。一部、お母さん・お父さんたちの経験をご紹介します。あなたと伝える方との関係性の中で、よい方法を模索しつつ、以下の情報も参考にしていただければと思います。
※ただ1つの正解があるわけではありませんが、何かヒントが得られるかもしれません。

家族(あなたの両親、兄弟姉妹、祖父母)

妊娠を知っていたご家族には、心配をかける事にはなるけれど、伝えないわけにはいきません。
また家族の関係性が良好であり、特に実父母や義父母、兄弟、姉妹は、親身になってご夫婦のサポートを全力でしてくれるかもしれません。事実のみを伝え、してほしいことをお母さん・お父さんの方からお伝えしてあげると、希望する形での支援がうけられるかもしれません。
 一方で、家族だからいって、必ずしも理解が得られるわけではないようです。どうしても理解してもらえず、投げかけられる言葉に傷つくくらいなら、家族であっても距離をおくことも大切だと思います。ご自身の気持ちを大切に過ごしてください。

当事者の声

死産になった息子のことを、実の母親は、水子だとか、死者としか扱ってくれなかったのが辛かった。近くに住んでいるけれど、しばらく会わないようにして過ごした。

( Aさん )

義姉は、死産した後、遠方からすぐに駆けつけてくれて、「出産おめでとう」って声をかけてくれて嬉しかった。誰も言ってくれなかった言葉だったので、とても嬉しかった。理解してもらえているように感じた。

( Bさん )

死産後、食事の準備をすることもできないほど憔悴していた時、家族が毎日、ご飯を用意し届けてくれたことは、日常生活の大きな支えになった。

( Cさん )

親族(従妹を含む親戚)

お正月や法事など、親族が集う機会もあることでしょう。
妊娠したことは伝わっていたけれど、その後の赤ちゃんとのお別れについては把握していない親戚の中には、大勢で集まった際に、あなたに直接、たずねてくるかもしれません。
また、大勢の親戚が集まると、妊娠中や子育て期にあるご家庭ではお子さま連れで参加している方がいらっしゃると思います。深い悲しみの中、赤ちゃんを目にするだけでもフラッシュバックしてしまうような時期は、親戚の集いには参加しないことをおすすめします。報告も時が過ぎ、伝える必要が迫られたとき、無理せずに伝えてあげたらよいのではないでしょうか。

当事者の声

直接、伝えるのは辛かったので、実母に変わりにみんなに伝えてもらった。また、しばらくは親戚の集いには参加しないことも、理解してもらえるよう母から説明してもらった

( Aさん )

死産した子と同じ年の親戚の子どもが遊びに来たからと、会いに来てあげなさいと親から言われて辛かった。こどもがいる場所へ行くことは辛いことを伝え、親とも親戚とも距離をおくことにした。

( Bさん )

「いつまで泣いているんだ?」、「次の子を早く産みなさい」と言ってくる叔父とは疎遠になったが、それでよかったと思っている。血がつながっているから我慢しなければいけないわけじゃない。自分は自分の人生をしっかりと生きていけばいいと考え、親族だからといって無理に話を合わせたり、気にし過ぎるのをやめたら、こころが楽になった。

( Cさん )

友人、知人(リアル社会編)

  • 全員に伝えなければと無理をする必要はない。今のあなたの気持ちに正直に、「すぐに伝えたい/今は伝えたくない」と選択するとよい。その時、仕事や日常生活の中で、伝えておかなければ、不意打ちにこどもの話をされて、感情がコントロールできない場面が生じる可能性があり、それらを予防するために、事前に伝えておく相手もいるかもしれません。どちらにしても無理をすることが一番よくなく、ご自分の気持ちを守ることを一番大切に考えて判断しましょう。
  • あなたの優しさによって「相手を困らせてしまうのでは?」と心配されているかもしれませんが、あなたが大切なことを伝えてくれたことに「話してくれてありがとう」と感謝してくれると思います。あなたが、「この人には絶対に伝えたい。知っておいてほしい。」と思う人には、迷わずに伝えましょう。
  • 伝えられない状況が長く続いても、過剰に気にする必要はありません。今なら言えると思った時、相手から「どうしてる?」と連絡がきた時こそが、伝えるタイミングなのだと思います。
  • 伝えた結果、相手の反応によって、癒されることも、がっかりすることもあるかもしれません。落ち込むこともあるかと思いますが、先輩ママパパたちは、「きっと、こどもが友人関係の整理整頓をしてくれているに違いない」と意味づけをされている方も多いです。悲しい経験によって、『本当にあなたのことを大切に思ってくれている人』が明確になり、より絆が深まることもあります。また、こどもたちがもたらしてくれる新たな素敵な出会いも生まれることでしょう。
  • 同じようにつらい経験をしたお母さん・お父さんたちも、赤ちゃんとのお別れによって、これまでの人間関係も大きく変化しているようです。あなたが悲しみの中にあるとき、どんな風に寄り添ってもらえたかは、今後の付き合い方に変化をもたらすことでしょう。
  • ご友人たちはきっとあなたのことを心配します。けれど、なんと声をかけたらいいのか、何をしてあげられるのかわからず、戸惑われるかもしれません。そのため、素直に相手に望む関わりを明確に伝えておくと、誤解なくお互いによい関係が保てることでしょう

当事者の声

妊娠を伝えていたので、報告しなければいけないのに、どんな反応をされるのかがわからないし、怖くて言い出せない。そのまましばらく会わない状態が続いているけれど、無理をして会う必要はないので、これでよかったんじゃないかと思っている。

( Aさん )

結局、報告できている友達のほうがすくない。友達はほとんどいなくなるけど、赤ちゃんとのお別れによる新たな出会いも増えるため、気にすることはやめようと思った。

( Bさん )

きっとわかってくれそうな友達、数名にだけ、死産の報告をしたら、泣きながら駆けつけてくれて、「話を聴くよ」と言って、何時間も話を聴いてくれて嬉しかった。

( Cさん )

長年の付き合いがある友人でもわかってくれないこともあるんだと知った。一方で、あまりよく思っていなかった知り合いが、誰よりもよく理解してくれて、お話を聴いてくれる場合もある。人に対する価値観や考え方、自分が理解してくれる友人にはお別れした子どものことは大切に覚えていてほしい。話して欲しい。参加できない時もその辛い状況を理解してほしい

( Dさん )

例文

もともとのご友人との関係性や状況、タイミングによって、適切な伝え方は変わってくるかもしれません。参考までにいくつか例文をお示しします。
①事実  +   ②今の気持ちや状況  +   ③相手に望むこと

①事実 ②今の気持ちや状況 ③相手に望むこと
出産した。でも、赤ちゃんがおなかの中でなくなってしまってお別れをした。  突然のことで、正直気持ちが追いつかず、悲しくて辛くて仕方がない。1人でいるとずっと考え込んでしまうけれど、誰にこんな話をしていいのかわからずに困っている。 できればすぐに会って話を聴いてほしい。
生まれた後に赤ちゃんがなくなってしまった。  自分がこんな経験をするとは思っていなかた。どうやって生きていけばいいのか途方にくれている。けれど、何とか家族と支えあって過ごしている。  今は誰にも会える状況ではないけれど、会いたくなったらこちらから連絡させてほしい(相手からの連絡は、返事をしなきゃと気を使ってしまうのでしないでほしい)
妊娠したことも報告できなかったけれど、実は妊娠がわかり、妊娠●週で流産してしまった。 妊娠期間は短かったけれど、元気に生まれてくることを楽しみに過ごしていたので、とても悲しくて辛くて仕方がない。  気を使われすぎるのもつらい。できる限り、いつも通りに接してもらえたら嬉しい。
/今は正直、そっとしておいてほしい。わがままかもしれないけれど、でも気にかけていてほしい。反応はできないかもしれないけれど、気にせず連絡してくれたら嬉しい。
妊娠したことを伝えたまま、しばらく連絡がとれなかったのは、実は赤ちゃんとお別れをしたからなんだ。 しばらくは連絡して説明できる状況ではなかったから、すぐに伝えられなくてごめんね。 今はまだ気持ちの整理がついていなくて、会える自信がないけれど、いつか、時期が来たら、また話をきいてほしい。
1人ひとりに悲しい出来事があったことを伝える気力がないので、一斉にLINEで連絡します。実は先日、死産をしました。 きっと心配をかけていると思って、気にしていました。今日はみんなに赤ちゃんとお別れをした事実を知っておいてほしいと思って連絡しました。 しばらくは、グループLINEの連絡、内容によっては反応ができないけれど、気にしないでほしい。また気持ちの整理がついて、みんなに会いたくなったら連絡するので、それまで待っていてほしい。
など、色々なパターンがあると思いますので、あなたとご友人の関係性にあった伝え方を考えてみるとよいでしょう。

職場への報告

父親の多くは、死産後、すぐに仕事復帰しなければならず、ただでさえしんどい状況の中、作り笑顔で無理をしながら会社に向かう日々を過ごしているお父さんも多いと思います。そんな時、どうやって職場に伝えればよいのか迷う時にこんな風に赤ちゃんとのお別れについて、以下のようにお伝えしているお父さんもいました。

当事者の声

直属上司には口頭で伝えた。それ以外の社員には、一斉メールを送って、そういうことがあったことだけは隠さずに、知っておいてもらえたらと思って伝えた。

( Aさん )

社員同士がとても仲がよい職場だったので、みんなが集まった時、泣きながらだったけど、何が起こったのかを伝えて、知ってもらうことができた。

( Bさん )

職場に迷惑をかけられないと思い、上司に報告をして有休休暇を数日とり、職場に復帰した。上司からは「お前は今そんなことをしている場合じゃないだろう。自分のことを大切にしろ」と𠮟られた。自分のことを心配してくれての言葉だと感じたので有難かった。

( Cさん )

SNS上での友達

  • リアル社会の友達とは異なり、SNSでの報告はより慎重にするほうがよいでしょう。
  • 気持ちの整理がつかないまま、活字でまとめたあなたの気持ちが残り続けるためです。また悲しみの感情は波のように変化するため、いつも同じではないことから、SNSへ投稿するような大きな決断をする必要はないと思います。
  • 伝えたいと思うSNS友達へ、投稿ではなく、ダイレクトメッセージで伝えることをおすすめします。

    ※リアル社会編のお友達へ伝える内容と共通しますが、以下のように伝えることもできるでしょう。
    「実は●●●(事実)をした。」「今はSNSに投稿されるような●●●の記事を目にすることが辛いので、しばらくはSNSを開かないようにして過ごしてみようと思っている。反応もできないけれど、変わらずつながっていてくれたら嬉しい」などと伝えておけば、娯楽や子育ての投稿へ無理して相手に気を使ってリアクションする必要はなく、ストレスがほんの少し軽減されるかもしれません。

    ※喪失後は、同じような経験をした方とつながりを求めて、新たなアカウントを作り、あなたの気持ちを吐き出せるようにしている方もいらっしゃいます。どちらにしても無理のないように、過ごせる環境を整えてほしいと願っています。

当事者の声

SNSでも妊娠を伝えていたので、報告しなきゃと思うけれど、他の人の妊娠や子育てのことが目に入り辛くなるので、見えるまで辛くなるので見るのを一切やめた

( Aさん )

昔の自分とは違うような気がして、再び、以前のような投稿はできないし、こどもがいない友達でも、リア充な生活の投稿ばかりで、見たいと思わないので、開かないようにしている。

( Bさん )

死産した赤ちゃんへの思いを綴るために、新規のインスタグラムアカウントを作った。友達は少なくなったけど、ここで天使ママたちとつながることができ、これほど辛い経験をした後、生きている人がいることを実感した。

( Cさん )

特別な日や季節の過ごし方

  • 出産予定日
  • 命日
  • その他、赤ちゃんとのたくさんの記念日・・・例)初めて胎動を感じた日、性別がわかった日、など
  • 母の日、父の日、こどもの日
  • ハロウィン
  • クリスマス
  • お正月 ➡ 届いた年賀状に心揺さぶられるとき。子どもの成長を知らせる家族写真、お返事ができなくても気にする必要はない。今は見ることも難しかったことを後で伝えればよい。
これは決してあなたの感情が再び不安定になってしまったわけではありません。
特別な日であり、特別な感情が揺れ動く時期、大切なおこさまのことをいつも以上に思う時期なので、とことん向き合ってほしいと思っています。

けれど日常生活はそれを許してくれないかもしれません。いつもどおり家事をこなさなければとか、仕事の予定が詰まっているのに、悲しみがこみあげてきて普段通りの生活が送れない方もいると思います。

記念日反応は、年数を重ねる中で、事前に予測できる場合も多いです。あらかじめ、この時期は気持ちが辛くなるだろうという時期には、大事な予定を詰め込むことを避けておくことが安心かもしれません。

また周囲の人にもあらかじめこの時期は悲しみがこみあげてくるかもしれないことを伝えておくだけでも、突然涙がとめどなく溢れてきても、相手の人もびっくりすることなく、そういう時期をすごしているんだなと理解してくれるでしょう。
またあなたもその場で感情を押し殺すことなく、こころのままに気持ちに向き合うことがきるため、おすすめします。この時期に会う予定を入れるのは、気が許せて理解してくれる人に限定しておくのが安心ですね。

記念日反応は、決して恐れるばかりではなく、きっと年を重ねるごとに、赤ちゃんのお誕生日を家族みんなでお祝いする楽しみの日としても認識できる日になるかもしれません。

じっくりと大切な日に向き合うことも、大きなエネルギーを要しますが、目を背けずに、この時期、悲しみに向き合うことはあなたのグリーフワークとなり、悲しみの変化を生じさせるかもしれません。どうか大切な赤ちゃんを想いながら、1人ではさみしい気持ちに押しつぶされそうになってしまうと思うので、パートナーや理解してくれる人と一緒にすごしてほしいいと願っています。

    フラッシュバックする場面の体験談

    テレビで芸能人のおめでたニュースが流れたとき

    ( Bさん )

    幸せそうな家族を目にしたり、妊婦さんを目にしたとき

    ( Cさん )

    職場で子供の話をしているとき、自分のことをみて、急に話をやめたり、気まずそうな雰囲気を醸し出されること

    ( Aさん )

    赤ちゃんの写真が含まれた広告を目にしたとき

    ( Dさん )

    赤ちゃんとともに生きる

    「この子には何もしてあげられなかった・・・・」と思いながら、日々をすごしているお母さん・お父さんもたくさんいらっしゃると思います。

    生まれてきた赤ちゃんに、何かをしてあげる時間には限りがあったのは事実です。
    でも今も子どもを想うママパパにとって、おこさまにしてあげたいことは山のように想像されるのではないでしょうか。日々の生活の中で、お子様にしてあげたいことを1つずつしてあげることも、こどものためにもなり、またお母さん・お父さんのグリーフワークにもなります。当事者のみなさんがどんなことをしているのかを参考にしながら、あなたもあなたのおこさまに何をしてあげたいか考えてみることもできると思います。みんなと同じようにしなければいけないわけではありませんので、どうか参考にていただけらとおもい、紹介しますね。

    • お誕生日プレゼントを買う、お誕生日会を開く(みんなでお祝いする)
    • 年齢に合わせたプレゼントを考える。入園、小学校入学時はランドセルを買う、etc.
    • 毎日話しかける(対話する)
    • 手紙を書く
    • 旅行先でお土産を選ぶ
    • お花を毎日かざる
    • 名前を付ける(生まれたときにつけられなくても、あとからつけることができた方もいます)
    • メモリアルベアをむかえる、一緒におでかけする
    など

    つらいときに読んで欲しいこと

    深い悲しみに押しつぶされそうな時

    • 言葉にならない感情を体外へ放つ
      怒り、いらだち、どこへぶつけることもできない感情を我慢せずに体のそとへ出しましょう
      例)叫ぶ、安全な場所で物を投げる、大声で泣く

      必死で保とうとしているときは、涙も流れないし、感情も感じにくくなる
      例)自分を中心に、辛いんだということを自覚する

      自分の心にアクセスしてみる、どんなことを感じているのか向き合ってみる
      心のざわつきを体感する、自覚する
    • 言葉になる気持ちを表現してみる
      起こった出来事はかわらなくても、言葉にすることで感情は少しずつ整理される
      ・日記を書く、ブログを書く(誰かが読むかどうかは関係ない)
      ・身近な人に今の気持ちを話してみる
      ・同じ経験をした人と、辛い気持ちを共有する(わかちあう)
      などの方法を紹介。できれば当事者の方の経験を紹介したい(インタビューで体験談を聴取)
       



    はちどりポストへ気持ちを吐き出す

    思い出が残せなかったことを悔やむとき

    今から親としてできることもたくさんある。できることをご紹介/グリーフワークにもなる。

    死にたいほど辛いとき

    とにかく自分の気持ちを言葉にする(話す、書く)
    誰かと一緒にすごす。
    ひとりぼっちにならない。
    専門家へ緊急相談をする。

    こころの癒しに役立つもの

    アートの力

    音楽の力

    言葉の力

    後のグリーフを緩和するために

    死産という残酷な現実に直面して…
    今どういうお気持ちでしょうか?哀しい、絶望、怒り、何も考えられない等々、言葉にできない負の感情が渦巻いていることでしょう。そんな時にできること…

    今あなたにできることは、我が子を迎え入れてやることです。
    なぜならあなたはその子の親なのだから。
    そう、あなたは親なのです。
    そして、親として我が子にできることはやり切りましょう。
    我が子のために、そしてあなた自身のために…

    できることの例)
    出産時:出産への立ち会い、臍の緒を切る、カンガルーケア
    出産後:病室で一緒に過ごす、初めての沐浴、服を着せてやる、手形・足形の記録、家族との面会、写真撮影
    自宅で過ごす時:川の字になって寝る、誕生日会、おもちゃで遊ぶ、一緒に食事をする
    火葬まで:お出かけする(生きていたらきっと行ったであろう家周辺の公園や建物等を車で巡る)、棺に写真を貼る、おもちゃ(燃やせる)をいっぱい入れる、家族の皆とのお別れ

    支えが必要だと感じたら

    助けを求める方法

    今、あなたがどんな人に助けをもとめたいかを見極めながら、つながれるとよいかもしれません。
    専門職にからだのことを相談したいのか、心療内科の先生やカウンセラーにこころのことを相談したいのか、それとも、同じ経験をした人と、抱えている辛い気持ちや悲しみの気持ち・子どもたちへの思いを共有してわかちあいたいのか。
    状況によって様々な助けを求められることが理想です。
    人に助けを求めたり、甘えることは、言葉でいうほど簡単な事じゃありません。
    だけど、それだけ辛いことが起ったのです。あなたは、毎日を生きているだけで、十分に精一杯頑張っているのです。
    だからこそ、これ以上、無理をしないように、できるかぎり周りの人にも甘えたり頼っていいんだとご自身に言い聞かせてほしいと願っています。

    辛い時こそ、みんなで支え合って生きていきましょう。
    周りの誰かが辛い経験をしたとき、きっと今度はあなたが助けてあげる日がきます。
    人生はお互いさま、そんな風にあなたのありのままの気持ちを大切に、
    悲しみを抱きしめながら、こどもたちと共に人生を歩んでいけますように。

    同じ経験をした人たちとつながる

    同じ経験をした人たちとSNSでつながる

    ゆっくりと前にあゆむために

    悲しみの質感の変化を感じた時

    次の妊娠について考えるとき

    無理は禁物。次の妊娠を考えることが自然にできたときがその時
     
    妊娠中の恐怖と不安
    出産に対する不安 例)死産を経験した週数を乗り越えられる気がしない➡主治医へ相談。時期を選択した予定帝王切開も考慮することが可能。
    産後の不安

    グリーフケアについて学ぶ

    体験した喪失による感情を振り返りながら、専門知識を学ぶことで、納得できることもたくさんあるかもしれません。ただし、こちらも心と身体に余裕が出てきたときに、無理のないように取り組みましょう。蓋をしてきた部分を直視することも生じるため。苦しみも伴うことがあるため。

    ともに生きるお空の子どもと一緒に取り組める活動の紹介

    経験を未来につなげたいとき

    ちくちくの会 ~小さな赤ちゃん用の産着づくり
    Baby Loss Awareness Weekという啓発週間がある。 Wave of Lightに参加し、あかりを灯す(10/9-10/15)
    啓発イベントを主催する (注意:感情が揺れ動いて辛い時は無理をしてはいけません、お気持ちに正直に)
    お話会を開く(SNS上、対面、お住まいの地域、など方法も様々)
    ご家族や周囲の方へ