赤ちゃんのお父さんへ
お別れまでの時間を大切にしてほしい
突然、お子さまの死を告げられ、お母さんご自身は出産を通じて身体的な負担も背負っている中で、お父さんはきっと「自分が何とかしなければ」と1人で抱え込んでしまっているかもしれません。
今はお母さんのことを心配する気持ちでいっぱいかと思いますが、どうか、ご家族の時間を大切に過ごして欲しいと願っています。
12週以降の場合、お別れまでにどんな風に過ごしたいか、ご夫婦でよく話し合って全力で向き合ってほしいと思います。
突然、お子さまの死を告げられ、お母さんご自身は出産を通じて身体的な負担も背負っている中で、お父さんはきっと「自分が何とかしなければ」と1人で抱え込んでしまっているかもしれません。
今はお母さんのことを心配する気持ちでいっぱいかと思いますが、どうか、ご家族の時間を大切に過ごして欲しいと願っています。
12週以降の場合、お別れまでにどんな風に過ごしたいか、ご夫婦でよく話し合って全力で向き合ってほしいと思います。
赤ちゃんの死を告げられてから、大切な奥様は深い悲しみの中で、これまでのような笑顔も見られなくなってしまい、どんな風に寄り添っていけばよいのか、わからなくなってしまっているかもしれません。一方で、奥様があなたに心配をかけないようにと、元気に装っている姿を目にすると、「もう悲しくないのかな」と思うこともあるかもしれません。
どのような状況にあっても、涙を流していなくても、お子さまとのお別れというこの上ない悲しみを経験している奥様は、深い悲しみの中で途方にくれている状況です。
奥様の悲しみによる感情表出や怒り、戸惑い、後悔の念など、気持ちを表出してくれる場合は、しっかりとその気持ちをまずは受け止めて差し上げましょう。
どう接したらいいのか?と戸惑うかもしれませんが、ただ、ただ、そばにいて、気持ちを受止めてあげることが何よりも奥様の安心につながると信じています。(時には1人になりたいと希望されるときもあるかもしれません。その時々の思いに寄り添えるようにそばにいることがよいでしょう。)
お父さんにはお父さんの考えがあります。
もしかしたら、奥様の前で弱いところを見せたくないと思い、絶対に涙を流すものかと思っていたり、心配をかけたくないと思っている方も多いのではないでしょうか。
ご自身のお気持ちも大切ですし、お父さんご自身の価値観を大切にすることはとても重要です。
ただ、奥様ご自身は、ご主人の前で涙を流したり、悲しみを表出しているのに、ご主人が涙を流した場面を一度も見たことがないとするならば、「あの人は、子どもの事を何とも思わないのかしら。」「あの人は、私ほど悲しくないんだわ」と勘違いをされ、薄情な人のように思われてしまう可能性もあります。そのように誤解されてしまうと、奥様もご主人に悲しみの感情を表出しずらい関係性になってしまうこともあるのです。
悲しみの温度差があって、思いを共有することはできないと思い込んでしまうことがあるのです。
奥様の前で、無理に悲しんだり、涙を流す必要はありません。
ただ、奥様の気持ちも理解し、ご自分の気持ちもきちんと奥様に伝えると、お互いの気持ちを理解することにつながりやすくなります。
素直に、「君の前で悲しんでいる顔を見せたくないから、1人でいる時に泣くようにしている」など、弱い部分もさらけ出してみることもお勧めします。奥様にとって、ご主人も同じように悲しいんだということを知ることは、とても嬉しく、お互いの気持ちの距離も縮める事にもつながります。
赤ちゃんとの死に直面して、この大きな困難に向き合うことによって、お2人はこれまで以上に強い絆で結ばれ、助け合いながら過ごしていくことができると信じています。
この上ない辛い出来事が起こり、どうしたらいいのかわからないけれど、一家の大黒柱として、仕事をしなければ生活することができないと、心に蓋をして仕事に没頭したり、あえて忙しく過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ふと、時間ができると、赤ちゃんのことを思い出し、悲しくて仕方がなくなるので、思い出すことを避けていたりしませんか。
どんなに心に蓋をしても、大切な赤ちゃんのことを決して忘れることなんてできません。
だからこそ、時々、しっかり向き合って。
しんどくなったら、あえて心に蓋をしてみて。
ON/OFFをうまく使いわけながら、悲しみと上手に付き合っていってほしいと願っています。お父さんご自身もお気持ちに無理をしすぎないように、お母さんのことも心配しながら、ご自身のことも大切にしてあげてください。
夫婦関係が一番大事。男の人は女性を支えなければいけないということは、自分の中で思っているので。人から言われるのは違うし、言われたくない。ただ、奥さんに本心を言わないのはよくないと思う。奥さんからすれば、この人は全然悲しんでないんだなって思われると、ギクシャクする。自分も悲しんだよという気持ちを伝えて、(おくさんは身体もしんどいんだっていうことも理解を示したうえで)、おくさんの話もちゃんときくようにしていた。
泣きたかったら泣いたらいいし、夫婦で想いを伝えあうことが大切。
直後は、仕事に没頭していたけど、家で奥さんとよく話をしてましたね。気持ちは閉じないで、けっこうはやいうちから、子供の存在を二人で確認していたので、愛情を注いですごしてきました。言葉にしていたのでそれはよかった。
父親は母親を援助して支えてあげなきゃという感覚はなかった。夫がささえなきゃと思いすぎなくてよい。夫婦が「援助しあう・認め合う」・・・っていう感じ?